結婚してからの家庭での役割について、近年ではできることをお互いに協力してやっていくといったスタイルもあるようですが、やはり基本的には女性が担っている部分が多くあります。
特に子どもが産まれるとその比重はさらに増えます。子どもには母親が必要ということもありますが、子どもが産まれると、これまでの仕事を続けていくことが難しくなる女性も多くいると思います。近くに両親や親戚などが住んでいて、なおかつ子供の世話を買って出てくれるなら話は別ですが、そうはいかない人もいます。そのため、家事というよりも、育児との両立のためには勤務形態で仕事を選ばなくてはいけなくなってくるのです。保育園の預かり時間には制限がありますから、それまでに迎えに行くことのできる仕事に就く必要があります。保育園ではなく、託児所という選択肢もあります。託児所であれば、保育園のように何時までに必ず迎えに来て下さいという縛りはありません。しかし、それ故に託児所に支払うお金もかなりの金額です。それ以上に収入を得ている女性なら問題はないかもしれませんが、託児所に子供を預けるのなら最低でも25万ぐらいの月収は確保しておきたいものです。企業でも、子育て応援と言った形で勤務形態を様々な形で作っているところもあります。そういった会社なら、子どもがいることへの理解も得ることができますし、大変ではありますが育児と仕事の両立もやっていくことができます。